週末パスで行く!谷川岳を切り裂く列車に乗車してみた【週末パス1日目①】
皆さんこんにちは、大福でございます。今回は旅の紹介をしていこうと思います。先日週末パスを使って新潟へ旅行に行ってきましたので、その際の様子を紹介していく形になります。どうぞよろしくお願いいたします。なお同じ内容をYouTubeにも投稿しておりますから、是非合わせてごらんください。
https://youtu.be/4_M8_3GKHGw
高崎駅から水上駅まで
始まりは高崎駅からになります。水上駅より北側にある土合や越後湯沢・長岡などには高崎を7時に出発する列車でしか行くことができません。(在来線に限る)
まずは乗車をしていきましょう。もう高崎地区でおなじみになってしまった211系に乗車していきます。湘南色が寂しく見えてしまうのは私だけでしょうか。
上越線に限らず、群馬県内の路線は先の台風19号の影響が多く残り、現在でも八高線・吾妻線の末端区間は運転が見合されています。
上越線も当時は甚大な被害から運転を見合わせていましたが、鉄道関係者の方々のご尽力により早々の復旧を果たしました。しかしながら、ところで徐行運転を行うなど被害はぬぐい切れていない様子。これについては動画で紹介していますので、ぜひそちらをご覧ください。
https://youtu.be/4_M8_3GKHGw
さて、上越南線(高崎~水上間を上越南線と呼ぶことがある)の眺めを紹介していくことにします。上越南線といえば赤城山と利根川のコントラストでしょう。窓に映る山と川の雄大な景色はいつ見ても圧巻です。
また、水上に近づくにつれて谷川岳に関連する山々が増えてきて温泉地も盛んになります。みなかみ町には水上温泉があり、かつては新特急谷川や特急水上がこの上越南線で活躍をしていました。水上温泉は泉質と言い風情と言い文句のつけようのない素晴らしい温泉街なので、ぜひ訪れていただきたいです。
なんやかんやで水上駅に到着しました。ここからは上越北線に乗り換えて越後湯沢に向かいます。ここまででも乗客はたくさんだったのですが、ほぼ全員が乗り換えていきました。この先の土合駅に山登りに行くのでしょう。
山開きの時期になると快速谷川岳ループや臨時夜行列車谷川岳山開き号が運転をされて人気を博しています。
水上駅は列車の撮影ポイントとして個人的におすすめの場所です。カーブと駅舎の雰囲気が見事に写真に適しているように感じます。このようになかなか良い写真が撮ることができます。
水上から越後湯沢へ
さて、乗り換えていくことにしましょう。高崎方からの乗り換えにはこの跨線橋を渡る必要があります。この跨線橋も年季が入り雰囲気が良いです。
水上駅は線路がカーブしており、先を見据えることはできませんが、秘密基地のような雰囲気を醸し出しているような気がして(私だけ?)とても気に入っています。
さて、渡ってきました。すでに列車は停車しています。ここからは支社が変わる影響で車両も変わります。こちらはE129系です。とても新しい車両で都内を走っていても不思議ではない装備です。
3ドアであったり正面の顔が211系に似ていたりと違いはありますが、とても先進的な車両がこんな山奥で見れることに驚きです。
車内にはモニターがあったり、E233系のようなボックスシートがあったりとかなりの贅沢仕様。18きっぷの旅の再依頼のお世話になります…
さて、早速出発です。この先は湯檜曽・土合と、谷川岳を貫く清水トンネル内の駅に停車していきます。この2駅で大半の乗客が降車をしていくのが上越北線水上~越後湯沢間の特徴と言えます。越後湯沢以北では通学需要が大きく増えます。
湯檜曽駅の下り線は清水トンネル内ですが、上り線ではループ線を用いて谷川岳を攻略していきます。鉄道は急な勾配に弱いため、山を登ることはできません。そのため、山の縁を周りながら走行していくループ線は昔から多く採用をされていました。特にトンネル掘削技術がまだ発達していないところでは多く見られました。これもぜひ動画をご覧ください。
https://youtu.be/4_M8_3GKHGw
さて、湯檜曽駅・土合駅を過ぎ列車は軽快に越後湯沢に向かいます。越後湯沢のある湯沢町は南魚沼郡とコメどころですから、越後湯沢駅に近づくにつれてたとスキー場が多く見えるようになってきます。これも見どころですね。
なんだかんだで、越後湯沢駅に到着しました。少しつまらなかったと思いますが、今回はここまでということで。次回は越後湯沢駅の探検と北越急行の最速達列車超快速スノーラビットに乗車していきますのでお楽しみに。