降りたら目の前にライバル会社の列車がいる!弥冨駅とは?【異端駅シリーズ】
みなさんこんにちは。今回は弥冨駅について紹介していきます。とても面白い駅なので、ぜひ皆さんにも駅の様子をその目で確かめていただきたいです。
弥冨駅って?
概要
弥冨駅とは、愛知県の弥富市に位置する名鉄尾西線とJR東海関西本線の乗り入れる駅です。
近くには木曽川と長良川が通り、三重県との境目の街として歴史のある街です。
この駅は長らく「地上で一番低い駅」として謳っていましたが、最近は積極的な発信をしていません。隣の近鉄弥富のほうが低いのが理由だともいわれています。
駅の近くには近鉄名古屋線の近鉄弥冨駅があります。近鉄とJRはこの区間で競合をしていますが、近鉄がかなり優勢の状況が大昔から続いています。
歴史
弥冨駅は1895年に関西鉄道(現:関西本線)の前ヶ須(まえがす)駅として開業しました。その後、弥冨駅に改称され、3年後に尾西鉄道(現:名鉄尾西線)が弥冨~津島で開業したことで当駅に乗り入れられました。
1989年までは名鉄とJRともに窓口がありましたが、この年に名鉄はJR東海に駅業務を完全に委託。名鉄は列車を発着させるのみになりました。
その後、1997年に現在の駅舎に改築されて、今日に至ります。
弥冨駅を写真とともに
それでは弥冨駅を紹介していきます。ホームはこんな感じです。
オレンジの電車がある横にスカーレットの列車が並ぶ様子は違和感以外の何物でもないです。
駅のいたるところに、ICカード用の乗換改札機を見ることが出来ます。乗換の際はこの処理をしないで乗り換えてしまうと大変なことになります。(すごい時間がかかる)
ちなみに、これは豊橋駅でも目にすることが出来ます。
名鉄が止まるのは3番乗り場、JRは向かいの2番乗り場と跨線橋を渡った側に1番乗り場があります。
跨線橋もスーパーレトロ。これを見るだけでも価値がありそうですね。
駅舎側にわたってきました。こちらに来るとすぐ快速みえ号が通過していきました。赤とオレンジが混ざり合います…不思議…
改札内や駅舎は、改札で外国人がトラブルを起こしまくって通れず諦めました。折り返しの列車に乗らなければいけなかったので。(フリー切符なので安心)
そのため、Wikipedia先生から画像をお借りしました。
さいごに
今回は短いですが、これで終わりになります。
名古屋駅からすぐの場所にありますので、ぜひ訪れてみてください。