高崎商科大学前駅(上信電鉄)探訪記
みなさんこんにちは。今回は上信電鉄の高崎商科大学前駅について紹介していきます。
大学の前と名乗っておきながらその実態は…紹介していきたいと思います。
上信電鉄とは
上信電鉄について詳しく語っている記事がございますので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。
簡単に解説すると、上信電鉄は群馬県高崎市から観光や農業の豊かな甘楽町や富岡市を通って下仁田町・下仁田駅へと至る地方ローカル線です。
上信の名の由来は、もともとこの路線が「上野国(群馬)」から「信濃国(長野)」まで至る構想があったためです。
下仁田から小海線・羽黒下駅まで向かう予定だったようです。
首都圏にしては珍しく第4種踏切が多く存在していたり、運転台が右側にあったり、いろいろ特徴のある路線となっています。
また、富岡製糸場やこんにゃくパーク、下仁田温泉など観光地へのアクセス路線ともなっています。
ただ、高いんだよなぁ…
ある程度の出費は覚悟しておきましょう
高崎商科大学の概要
ここで高崎商科大学について少し解説していきます。
高崎商科大学は4年制の大学の他に短大が併設されています。(先にできたのは短大)
高崎経済大学が同じ市内にあるため混乱しがちですが、
大違いであることを高崎経済大学生が申し上げておきます
高崎商科大学は1906年に私立佐藤裁縫女学校として開校した、歴史のある学校です。
学部は4年制が商学部の単科大学、短大は現代ビジネス学科の単科短大ですが、その中にいろいろなコースが置かれています。
高崎商科大学前駅の概要
2001年、高崎商科大学が4年制大学を申請したことに伴い、2002年に当駅が開業しました。
高崎商科大学前駅は改札や券売機のようなものはなく、乗車をする場合は乗車益証明書を受けとり、降車駅にて運賃箱に運賃を支払う形(バスと同じ)となっています。
また、駅にはトイレと椅子しかなく、シンプルな造りとなっています。
特筆すべきは駅から学校までの距離です。学校と駅間の距離は450mとなっており、隣接はしていないものの近くてアクセスは非常に良いです。
ただ、駅の周りにも大学の周りにもお店が全くないので、訪れる際には注意が必要ですね
写真でチェック
それではここからは写真で高崎商科大学前駅をチェックしていきましょう。
高崎商科大学前駅の様子は至ってシンプルなローカル線の駅です。しかしながら奥に駐輪場やゴミ箱が設置されており、駅前には他にもロータリーやトイレが整備されており、大学前らしく整備をされています。
しかしながら踏切の道路は道幅が狭く、少し大きめの乗用車はすれ違いが困難なように感じます。
駅名標は雨風にさらされて年季が入った様子です。
駅前はローカル線の駅ながら学校前らしい設備でしたが、駅のホームに入ってしまえばごく普通のローカル線のホームのように感じます。
ただ、上信電鉄らしい特徴的なのは、ワンマン列車用の乗車位置案内が書かれています。奥上部に「下仁田行き」と書かれています。下仁田方面に行く場合はあそこから乗車をする形になります。
また、改札機や券売機はないので車内で精算をする形になります。
運賃表が書かれています。(2019年3月時点)昔の写真なので現在と参考にならない点も多々ありますが、運賃の跳ね上がり方がやはり地方交通線だなと感じさせます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。もし訪れる際にはこの記事を参考に訪れてみてください。
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