【資格を知ろう】登録販売者の難易度・合格率・攻略方法を徹底解説!
登録販売者の資格はドラッグストアや薬局でお勤めになる予定の方は取得を考えているかもしれません。
そこで今回は、登録販売者資格の難易度や合格率、攻略方法、合格者の生の声をお届けできればと思います。
登録販売者とは?
難易度・合格率は?
合格率は40%~50%ほどと言われています。令和3年度においては全国で49.3%の合格率となっていました。(参考:厚生労働省HP)半数の方は合格をすることができるため、難しすぎたり簡単すぎる試験ではないと思われます。
しっかり勉強をすれば合格をすることのできる試験だと思います。
試験方式・問題形式は?
登録販売者の試験は都道府県ごとに日程・形式が異なるため一概にこうだと決めつけてお伝えすることはできませんが、問題の傾向は厚生労働省「試験問題作成の手引き」によってある程度確認することができます。
ですので、まずはこの手引きをチェックしていただけると良いのではないでしょうか。
なお全問題の70%の正答率で合格となります。
攻略法・勉強法は?
後ほどインタビューも掲載しますが、今回はNさんという方にお話を伺いました。
どのように勉強をして合格を掴み取るのが良いのか、自身の体験談をもとに教えてくださいました。
勉強法はとにかく問題集を解く感じです。また、YouTubeに石川達也さんという方が解説動画を出しています。その動画で各章のポイントを確認してからテキストを解くようにしていました。
1.合格するためのポイント・コツ
とにかく問題を解いて大事なところを暗記することが大切です。各章で一定割合(何割かは忘れましたけど,確か3割か4割だったかな?)は取らななきゃいけないので満遍なく勉強することが大切です。配点は1問1点で1,2,4,5章が20点で3章のみが40点です。
第1章”医薬品の基本的な知識や薬害”
ここは比較的簡単なので満点を取りたい章になります。
第2章”人体の仕組みや医薬品の働き”
苦手な人もいる章だと思いますが、小学校中学校の理科の内容も含まれるのでイラスト等で覚えれたらいいかなと思います。
第3章”主な医薬品とその作用”
医薬品に使われている有効成分やその副作用について問われます。カタカナや難しい漢方薬などが出てきて、覚えにくいものも多いですがとにかく暗記をすることが大切です。また、他の章よりも配点が高いのでキーになってくる章でもあります。私は中々全てを覚えるのは厳しく、解熱鎮痛薬と胃腸薬は完璧にしました。漢方薬については過去問等を見て頻出しているもののみを覚えていました。
第4章”薬事法期規・制度”
法律についての章になるので、ここもただ暗記するだけで分野になります。引っかけ問題の正誤問題が多く何回もテキストを解くことによって大まかにではなく、きっちりと覚えることが大切になります。
第5章”医薬品の適正使用・安全対策”
比較的得点源になる分野ですが、第3章に関する問題が増えてるなので注意が必要な分野になります。
どの章にも共通することになりますが、都道府県によってよく出てる問題等大切なことが変わってくると思うのでなるべく早くに過去問を3年分ほど解いてみることが大切だと思います。また、難易度も都道府県によって違うのでご自身の都道府県の難易度が高いようなら(合格率が低い)ようなら、近隣の都道府県で合格するのも1つの手段かなと思います。
合格者の声を聞く
今回は合格されたNさんにお話を伺ってみることとします。
資格取得のきっかけ
なぜ登録販売者の資格を取得しようと思ったのですか?
ドラッグストアでアルバイトをしていまして、登録販売者の資格を取ると時給も上がるということで、取得しようと考えました。
資格を取得してよかったこと
資格を取得してよかったなと感じたことはありますか?
薬に関する知識がつくので、仕事以外にも普段の生活にも役に立つ知識を得ることができるのはよかったなと感じています。
勉強法・合格へのコツ
資格取得に際してどのように勉強をされましたか?
重要なポイントを確認してから、とにかく問題集を解いていくといった感じです。
合格するためのコツは何かありますか?
傾向を知るために過去問をたくさん解くことは重要だと思います。
これから資格取得を目指す方へのメッセージ
これから登録販売者の資格を取得しようと考えている方へ何か伝えたいことはありますか?
市販薬のことになりますから、ドラッグストア等で働いていない方でも今後生活していく上で、あったらとても役に立つ資格だと思います。
ありがとうございました。