【Bリーグ観戦レポ2023-24】開業した横浜BUNTAI 地区首位の三遠相手に初勝利を飾れるか!?
今回はこちらで行われた横浜ビー・コルセアーズ 対 三遠ネオフェニックスの試合をレポートしていきます。
横浜BUNTAIとは?
横浜BUNTAIは正式名称を「横浜文化体育館」と言います。横浜文化体育館は1960年に開業した体育館です。1964年の東京五輪においてバレーボールの会場として使用された実績もある歴史ある体育館です。
今回バスケットボールの試合を見させていただきますが、Bリーグの前進の一つ「bjリーグ」時代に横浜ビー・コルセアーズが試合もしていました。
現在は隣に位置する横浜武道館において横浜エクセレンスが試合をしています。
横浜文化体育館の老朽化に伴い、2020年に閉館しました。その後、解体新築を経て、新しく横浜BUNTAIが誕生しました。
横浜の新時代を感じる外観
外観は新しい時代を感じる先進的なデザインです。メッシュ柄のようなデザインと、流線型の分かれ目が鯨のようにも見え海の街をイメージさせます。
試合開催日当日はこの階段部分に列ができ、そこから入場となります。
ヒストリーロードなる展示もあり、先進さだけを前面に押し出すのではなく、ここで行われてきた数々の激闘の歴史を垣間見ることができます。
(見れないこともあるので注意)
大きな横型ディスプレイの広がる開放的な空間
当日はスポーツ興行柿落としから2戦目ということもあり、花束が飾られていました。横浜にちなんだ数々の企業からの花束で、愛されている地元チームであることを改めて感じました。
入り口から入るとまず見える景色はこちら。黒が基調のシックなな雰囲気で、また明るさも良好。コンサートにも使えるようにと設計されたこともあり、非常にホスピタリティにあふれた会場になっています。
オープンハウスアリーナも最初入場するとこのような角度からの景色になるので、最近のトレンドなのでしょうか?
横型ディスプレイはこのような感じに映ります。最新技術がふんだんに取り込まれているだけに非常に綺麗。自チームはもちろん、対戦チームにもリスペクトの込められたデザインで紹介をされています。
開始前から高まるボルテージ!会場の雰囲気は最高
会場はアップの段階ですでにフルハウスの状態。全員がこの試合を待ち遠しにしていたのだなと感じます。写真奥の方に見える2階席さらにその上までびっしりと人が埋まっています。
試合開始前には注目選手の紹介が行われます。横浜BCといえば河村選手。三遠ブースターも河村選手には注目せずにはいられないといった様子でした。また三遠の選手もディスプレイで紹介されていました。お互いを紹介し合うホスピタリティにあふれた瞬間でした。
また横浜BCの初の公式戦はこの横浜BUNTAI(当時:横浜文化体育館)にて行われたそうですが、なんとその対戦相手は本日対戦する三遠ネオフェニックス(当時:浜松・東三河フェニックス)だったそう。この戦いはどうやら昔からのファンにとっては感慨深いものになりそうです。
試合レポート 中地区首位の三遠の実力が光る
試合は怪我で金丸・森口を欠く三遠が若干苦しくなるかと思われましたが、三遠のハイテンポなオフェンスにビーコルは押され気味のように感じました。
ビーコルは河村・カイソットのホットラインで効率よく得点をしていましたが、外のシュートに苦しんだのとカイソットが攻略されていたのが効いた印象。
高さのカイソットに対してパワーのメイテンの戦いはメイテンに軍配が上がったようでした。特に高さを気にしないパワーと柔らかさが目立ちました。
ビーコルは須藤のディフェンスとシュートでなんとか繋ぎましたが、河村・オリバーなど主力選手が本来の力を発揮できなかったような試合運びとなりました。
最後に中地区首位の三遠を怒涛の連続得点で追い上げたものの、地区首位の三遠の試合巧者さが光り、最後はいなして三遠の勝利となりました。
余談 名物フリースローの時のモニターがレベルアップ
ビーコルといえば普段使用している横浜国際プールでもお馴染みの、フリースロー妨害映像。なかなか他にないユニークさから以前より注目していたのですが、今回BUNTAIでの試合とのことでさらにパワーアップしていました。
画面が綺麗なので、ふざけるクオリティが上がりすぎていて笑いが沸いていました。かなりディフェンスに貢献したように感じています。
さいごに
アリーナグルメや演出もとてもクオリティーが高かったです。野球場のように屋内型売店が完備されており、先進性もあって非常に満足度の高いアリーナでした。
ぜひ実際に足を運んで、その目でBUNTAIを感じてほしいなと感じました。!