【Bリーグ観戦レポ23-24】ディアロが帰ってきた!強敵島根相手に挑むチャレンジの日
22-23シーズン限りで退団し、NBAへの挑戦を表明した京都ハンナリーズ#31 シェック・ディアロ選手。最高峰の舞台を経て今シーズンまた京都へ帰ってくることとなりました。「やり残したことがある」その思いで挑むチーム復帰初戦をレポートします!
相手は強敵「島根スサノオマジック」
復帰初戦の対戦相手は強敵の島根スサノオマジック。ポール・ヘナレHCの「バズソースタイル」が熟練度を増してきた今シーズン。主力の安藤選手・ニックケイ選手・ペリンビュフォード選手といったBIG3を擁し、チームとしての完成度も今まで以上に高まっています。ただ、長年チームを支えてきた阿部選手が仙台へ移籍したことで、チームはどう変わっていくのかと見られています。
京都は今シーズンはチャールズジャクソン選手とケビンジョーンズ選手が大黒柱として君臨、また信州から岡田選手もやってきて能力の高い選手が多く在籍することとなります。また、比較的若いチームで活気があり、乗った時の勢いは凄まじいものがあります。
かたおかアリーナ(京都市体育館)を見てみよう
京都市体育館は2年前まで「ハンナリーズアリーナ」という名称でしたが、ネーミングライツの関係で今シーズンより「かたおかアリーナ」となりました。かたおかは京都のメーカー片岡製作所のものとのことです。
1963年と東京五輪以前に開場した施設ですので、至る所で歴史を感じることができます。特に外からの見た目は初見の私は正直心配してしまうほどでした。
しかし中に入ってみると、天井が高く開放感のあるアリーナでまた座席が黒いことから全体的に引き締まって見えるとても良い印象を受けることができます。
また、キッチンカーも充実しており、京都らしいおしゃれな店舗がたくさんありました。
すり鉢状に高めの傾斜がついているので席からも見やすいです。遠目からでしたが、あまり他の人の頭が入ることなく写真を撮影することができました。
はんにゃりんかわいいですね。
そして島根の大黒柱安藤選手。島根からも多くのファンがかけつけており、アウェイ側も活気にあふれていました。
試合レポート
試合はライト選手を欠く京都が圧倒的不利かと思われましたが、序盤から高いインテンシティ(集中力)で戦い、上位の島根を倒すというアップセットを成し遂げました。
島根もビュフォード選手・ケイ選手・安藤選手のBIG3がそれぞれ二桁得点をし、得点を重ねましたが悔しい結果となってしまいました。
ラシード・ファラーズ選手も怪我から復帰し、プレーする元気な姿を見せてくれました。
また、相手は帰化選手や日本人ビッグマンがいることでスリービッグを組んできましたが、そこに対して半澤選手のディフェンスが光り島根のオフェンスを停滞させていました。
得点を重ねたディアロ選手や岡田選手ももちろん光りましたが、この試合は半澤選手が影のMVPと言っても過言ではないと感じました。
さいごに
京都も他のチーム同様活気が溢れる非常に素敵な雰囲気の中での試合でした。1人のブースターの声から開場全体に声援が響き渡っていく様は非常に見ていて感動すら覚えるものがありました。
ぜひまた観戦に行かせていただきたいと感じました。