令和のシルクロード?上信電鉄に乗って富岡製糸場へ行こう!

みなさんこんにちは。今回は上信電鉄に乗って富岡製糸場へ行く旅行の様子をお届けします。自家用車がメインの観光地ですが、上信電鉄も魅力あふれる路線ですからぜひ乗ってみていただきたいです。

上信電鉄とは

群馬県にお住まいでない方には馴染みのないと思いますので、まずは上信電鉄についてご紹介していきます。

概要・歴史

上信電鉄は1897年に開業した老舗ローカル鉄道です。今では1時間に1本程度の普通が走るのみのローカル線らしい路線ですが、かつては違いました。

中山道のバイパス的役割を担う下仁田道があり交通が盛んであったこと、富岡製糸場が1871年に開業したこと、高崎線(当時:日本鉄道)が開業したことなどの要因が重なり、当時は重要な鉄路として整備が開始され、ある時期までは急行や快速の走るローカル線の中でも比較的恵まれた路線でした。

しかしながら今日では過疎化が進んだことやモータリゼーションの煽りを受け、貨客共に利用者が減少し(貨物は平成7年頃廃止)、現在では赤字を輩出している路線となっています。

「上信電鉄」の由来

ちなみに上信電鉄の名前の由来は、「上野国」と「信濃国」の頭文字から来ています。開業当初は上野鉄道でしたが、大正時代に長野県の中込(佐久市中部)への延伸計画ができたことから改称されました。

筆者(大福)
筆者(大福)

赤字で廃止にならないように、多くの方が利用できるようになるといいなと思います。

群馬で旅行する際に使えるお得なきっぷ

さて、群馬で旅行する際に上信電鉄を利用する際には、色々とお得な切符が存在します。

紹介したいのは、「ぐんまワンデー世界遺産パス」です。このフリーきっぷは上信電鉄だけでなく、群馬県内の様々な交通を利用することができる便利な切符です。

1日2240円(こども:1120円)で、下記のエリアに乗車することが可能です。特急料金を払えば、東武特急「りょうもう」や特急「草津」、新幹線などに乗車することも可能です。

高崎〜上州富岡間を往復すると1620円になるため、一度途中で下車すれば大体元が取れますので、コスパの良さはピカイチです!!

ぜひご利用いただけると良いのではないでしょうか!

上信電鉄に乗ってみよう!

それではぜひ上信電鉄に乗ってみましょう。ここからは写真で紹介していきます。

高崎駅

まずは出発地点の高崎駅から。改札はJRから離れています。

上信電鉄は0番線のみとなっています。0番線なのはもともとJRと改札を共有していたからだと思われます。

今回乗車する車両は7000系です。新しい車両で、中も非常に綺麗です。これに乗車できればラッキーだと思います。

ちなみに高崎駅には上信電鉄の旧車両を使用した休憩所・待合所があります。座席とテーブルが用意されていて、高校生が勉強している様子を見受けられました。

ちなみに料金は高崎駅など以外は運賃箱にての精算が必要になります。運賃はディスプレイに表示されています。

上州福島駅で途中下車+こんにゃくパーク

上州福島駅で途中下車しました。富岡製糸場の最寄駅上州富岡駅のひとつ隣の駅になります。こんにゃくパークの最寄駅になっています。少し距離がありますが、レンタサイクルがありますから借りてアクセスするのが良いと思います。

こんにゃくパークでは工場見学やショップだけでなく、こんにゃくを使用した創作グルメをなんと無料で味わうことができます。是非訪れてみてください。

上州富岡駅+富岡製糸場

さて、次は上州富岡駅で下車します。上信電鉄で2番目の乗降客数を誇る上州富岡駅ですが、それでも1日平均400人とかなり少なめです。ちなみに一位の高崎駅は2000人(JRは56000人)ほどです。高崎が中心となって、各地に行き来していることがわかります。

世界遺産の玄関口らしく、とても綺麗な駅です。

世界遺産の富岡製糸場はとても美しく、歴史を感じますし、非常に勉強になります。ぜひとも訪れていただきたいです。富岡製糸場については今後詳しくご紹介しますので、乞うご期待を。

下仁田駅

最後に下仁田駅の様子をご紹介します。下仁田駅は上信電鉄の終点となっています。かなり広い線路とレトロなホームに心が揺さぶられます。関東の駅百選に選ばれています。

さいごに

いかがでしたでしょうか?ぜひとも群馬に訪れた際には乗車して魅力あふれる観光地へ訪れていただければと思います。

本日もお読みいただいきありがとうございました。

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